「市場での自分のスペックを再考してみる」

この度1年ほど身を置いていた会社を退職し、しばらくは療養することとなった。

改めて今後どうするかどうしたいかをぼんやりと考えてみる。

今更ではあるが、自分は超横断的なスキルを持つ人間である。

音楽に絞ると、ツートラサンパチのオープンリールからアナログやSSLのコンソール、ProtoolsなどのDAWまで実年齢とはおおよそかけ離れた経験がある。

写真も実家に現像室や引き伸ばし機があり、ピンホールカメラを親に教わって作り、レンズを通した像がどうやってフィルムというものに焼き付けられるのかなどを自然に習った。 それはデジタルの撮像素子になっても役に立つ知識と経験。

映像やプログラムも、ありとあらゆるものが小さな頃から勝手に身についた。

異常に多趣味な親のおかげでこうなったのでその点は感謝せざるを得ない。

大学はアメリカの音楽大学だったが、在学中からWebやプログラムなど、音楽とは呼べないものばかり手をつけていた。

勿論音楽も勉強したけど、世界にはとんでもない才能を持っている人がたくさんいる事を嫌というほど思い知らされた。

逆に、自分には「これは世界で一番得意」のような能力はない。

多種多様な分野を行き来してきたので、ただ一つのことを徹底的に取り組んできた人と比較するとどうやってもかなわない。

上原ひろみよりピアノは上手に弾けないし、イチローよりもたくさんのヒットは打てない。

メディアにおける総合的な戦闘力では世界オリンピックがあれば表彰台には立てるだろう。

日常的に発生する事例としては、あまりに横断的かつ深掘りをしすぎてきたために、実際やってきたことを口や文章で伝えても大概信じてもらえない。 単純に勘定しても、実年齢の2倍分は分量がある。

半年やそれ以上の期間にわたって関わってきた人はある程度理解してもらえるし、現にその法人(もしくはサービス)は大きくなったり利益が増えたりする。 (自分自身の利益とは全く別の話)

思いついて作るものはその時は全く響かず5年以上経ってから類似するモノが世の中にでてくることがほとんど。 それがわかるようになってからは漬物のようにネタをつけておいてから数年後に現実化させることを覚えた。

結論からすると、人を儲けさせるのが得意というかその人の求める本質をある程度メタレベルで把握できる嗅覚があるのだと思う。

自分の身を置く場所を規模感で表現すると、大企業で決まったことを決まったとおりにこなすよりは、いわゆるスタートアップ的な「あれもこれもやらないといけないけどそれぞれのプロフェッショナルを雇うリソースが今はない」ようなところのほうが自分の能力はより映える。 映えるというよりは活かす価値がある。

ただし、いわゆる社会性がゼロ(むしろマイナス)なので個人競技以外にほとんど興味がない。

これは適応障害や双極性障害による部分も多いが性格による部分も多々ある。

それがゆえに、大部分のレイヤーの人達からは意見や行動がメチャクチャに見えて距離を置かれてしまう結果になる事が非常に多い。 そういう思いは数限りなくしてきた。

この辺りは自分をわざとスケールして小さくみせるか等身大にするかのトレードオフで、「年収XXX万円」のような物差しでは測ることはできないのは理解している。

物心がついてからずっとものづくりをしてきて今更他にできることはない。 しかもお金や財産には興味がない。

自分の能力を誰かの役にたてたい。 ただそれだけ。

7時に起きて支度をし、9時や10時から夕方までワードやエクセルの画面に向かい続けるようなことは絶対に無理。

病気が余計に悪くなってすぐに自殺してしまうだろう。

その時々に必要なことをとにかく学習して片っ端から具現化していく。 これしかできない。

30年ほど迷走してきてわかったのはそれくらいのことで、これから自分がどうなっていくのかは全くわからないしどうなりたいかも考えていない。

 




共感する部分があれば拡散して頂けると幸いです。

RSS登録していただけると記事が毎回自動で届きます。

Yuichi Abe (yuichibass) on Twitter

Facebook 阿部 雄一

ほしい物リスト

金くれ





楽天銀行
ジャズ支店
支店番号 201
口座番号 3968481
阿部雄一(アベユウイチ)

Similar Posts:


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です